抗酸化環境について


☆陶板浴室の環境について☆

「私達が1日に吸っている空気の量」
私達は何気なくしている毎日の呼吸で比重にして約18㎏の空気を吸っているそうです。
1日に摂取する食べ物や飲み物が約2㎏位なので、その9倍位の量の空気を取り入れているようです。
又、一生涯の内に摂取する物質のなんと約8割が空気(室内空気57%+公共施設の空気12%+産業排気9%+外気5%=計83%)で、なかでも室内空気が全体の57%を締めていました。
食べ物が7%、飲料が8%位なので、いかに室内空気の摂取量が多いかがわかります。
体に良くない食べ物や飲み物は、意識すれば取り入れるのを避ける事が出来ますが、空気は吸わないという訳にはいきませんね。
私達の体内で日々、発生している活性酸素が過剰になると体の酸化や老化、様々な病気の元になると言われています。
過剰発生の原因には、添加物を含む食べ物や過度のストレス等の他、目に見えない空気中の有害化学物質も挙げられます。
「抗酸化陶板浴」は浴室内と休憩室までも、きれいな空気環境にする事で体に取り込む有害化学物質を減らす事が出来る為、結果的に酸化防止になり免疫力の向上に繋がっています
抗酸化の空気環境では、酸化抑制効果の他に、有害化学物質の低減や空気中のいやな匂いの消臭や調湿効果もあるようでした。

陶板浴室の全ての壁と天井を抗酸化コートで日を置きながらの3回重ね塗りをしていますので、今までのパイン材の木部が全部白くなっています。
抗酸化コートの3回重ね塗りで陶板浴室全体が完璧な抗酸化の空気環境に変わりました。

☆脱衣場と休憩室の空気環境について☆

脱衣場は陶板浴室と同じように壁と天井は抗酸化コートで日を置きながらの
3回重ね塗りをして、床には抗酸化ワックスを塗っています。
その為、脱衣場も完璧な抗酸化の空気環境になっています。
休憩室はその雰囲気も考えて床には抗酸化ワックスを1回塗り、
パイン材の壁や建具にはその質感を損なわないように床と同じ透明の
抗酸化ワックスを1回塗りしています。
天井や下り壁の珪藻土には抗酸化コートを3回重ね塗りしています。

☆自律神経と免疫力の関係☆

自律神経は生命活動の要で呼吸や消化等、自分の意志とは無関係に体の働きを調整している神経系で、活動時や興奮時に働く交感神経と、休息時やリラックス時に働く副交感神経があります。
免疫システムは交感神経と副交感神経のアップダウンに連動しており、
交感神経優位だと顆粒球が増加し、副交感神経が優位だとリンパ球が増加するそうです。
リンパ球にはNK細胞という「がんの殺し屋」と呼ばれるナチュラルキラー細胞が含まれています。
副交感神経が優位になっている時の作用として。
◎リンパ球の増加。血行が良くなる。体温が高目になる。深い呼吸になる。
◎血圧が低目になる。消化機能が促進される。

交感神経が優位の状態が続くと血管が収縮して血行不良になり、体温が下がり、呼吸も浅くなり、血圧も高目になり、消化機能も抑制されてしまいます。
免疫力を上げる為には、リラックスして、副交換神経を優位にする事が大切です。

陶板浴室内では、寝てしまう程リラックスして入浴して下さい。
寝てしまうのが最高の入浴方法です。
ちなみに奥の体憩室に置いているりんごは3年経っても腐らず、水分だけ抜けた状態になっています。
食パンも3年経ってもカビが発生しないで、そのままカチンカチになっています。りんごも食パンも抗酸化の空気環境で、酸化しないで水分が抜けたままを維持しています。
私達は酸化して老化が進むので、抗酸化環境は私達にとって最高の居場所です。

㈱テラ陶板浴タケダ
武田英昭